素材・デザイン

素材・デザインについて

01 外観デザイン

シンプルであり、少し物足りないくらいの佇まいを目指しています。それは、植栽や生活されるご家族の工夫などで彩りをくわえていけるように、という思いからです。

また、街並みになじむように自分たちの家だけが主張せず、ゆるやかに街並みを構成する存在になればと考えています。

02 内部デザイン

家は数時間過ごすだけのお店とは違い、毎日生活をする場所になるので、飽きの来ないプレーンな空間づくりを心がけています。家は完成したときが終わりではなく、生活が始まってからが本番です。そこに住まうご家族の家具や飾り付けなどで生活に彩りを与え、楽しんでいただきながら育んでいくためです。

03 プラン・間取り

プランはシンプルさと将来の可変性に対応できるようにと考えています。家という場所は、非常に長い期間住まわれるところなので、完成時と10年後、20年後、30年後ではおのずと家族構成や生活スタイルが変化していきます。

そのためには飽きの来ない、使い道の幅が広がる柔軟さが大事と考えます。空間の豊かさを長年にわたって感じていただけるようにと心がけています。

04 素材

自然素材で構成できる家づくりを考えています。無垢材の床、左官の塗り壁は昔当たり前に使われていた素材です。

家族が「暮らし」を育む場所にはできるだけ自然に近い素材をおすすめしています。家の中、すべてを自然素材で構成することもあれば、家族が集まるリビングのみ採用することもあります。予算の配分と空間構成、素材のバランスを意識します。

05 庭・植栽

日本には豊かな四季があります。そのような四季を感じることのできる家であってほしいので、庭づくり、植栽は重要だと考えています。窓から見える新緑や、秋の紅葉などは暮らしに季節感を与えてくれます。

外観デザインにも通じますが、新築工事では植栽が彩りを与えることで家の魅力が格段に増していきます。木々は生活に潤いと癒やしをもたらす存在です。